皆さんは貯金をしていますか?
特に貯金の目的がないから、貯金はしていないよ~というアラサーも多いはず。
アラサーの貯金なしはヤバい!
と大声で言いたいですが、貯金がないアラサーも多いんです。
でもそのままで大丈夫でしょうか…??
あなたの会社が倒産するかもしれません
あなたは会社を首になるかもしれません
今年のボーナスはない、または減るかもしれません
今の生活をキープできなくなるかもしれません
そうです。
今は世界的に経済が不安定です。
「自分だけは大丈夫」と自信を持って言えますか?
世間では、「老後資金を今から貯めよう」と言われています。
もちろん老後のお金を貯めるに越したことはありません。
でも3カ月後、半年後・・・と、同じ生活が出来るとは限りません。
老後のことはまだ想像ができない。
でも半年後も同じ生活水準を保っていたいという皆さん
まずは『生活防衛資金』を持つことから始めませんか?
- 生活防衛資金とは?
- なぜ生活防衛資金を貯める必要があるのか
- 生活防衛資金の計算方法と貯めかた
- 生活防衛資金の注意点
実際に私達夫婦(正社員+専業主婦・子供あり)の例も載せていますので、参考にしてください。
生活防衛資金ってなに?


生活防衛資金ってなに?
『生活防衛資金』とは投資家の人達が使う用語で、
全てのお金を投資に使うのではなく、生活を守るためのお金は残しておきましょう!
という意味で使われています。
まさに2022年は、この生活防衛資金を貯めていないため、不安な日々を送っている人も多いのでは。
収入が減った、収入源が無くなった場合でも、この生活防衛資金があれば、数カ月は今のままでも大丈夫なのです!
「お金がない、どうしよう…」というお金に対する不安やストレスも減りますよ。
生活防衛資金を貯めるメリット


生活防衛資金を貯めるメリットは、なんといっても『心と生活の安定』です。
つまり精神安定剤のようなものですね!
ついでにいうと、『お金を貯める癖がつく』という一石二鳥なことなのです!
心と生活の安定
「ケガをした」
「会社がしばらく休業した」
など、一時的にお金が入らなくなることもあります。
もちろん会社から一定額の保証はあると思いますが、今まで通り満額もらえることは少ないはずです。
ギリギリの生活をしながら過ごすのに、不安になりませんか?
ですが、仮に無収入の状態が半年間あったとしても、生活防衛資金をしっかりと貯めていれば生活に困りません。
生活防衛資金が手元にある場合、心にも余裕が生まれます。
就職活動をする時も、焦ってする必要はなくじっくり考えることことができるのです。
仮にブラック企業に再就職しても、生活防衛資金があればすぐに辞めて無職になっても、しばらくはどうにかなりますよ。
お金が貯まりやすくなる
今まで「お金を貯める」ということをしてこなかった人は、これを機に自分のお金の流れを知ることができます。
お金を貯める癖がつきます。
貯金方法はいろいろとありますが、初心者には先取り貯金がおすすめです。
私も先取り貯金をしています。
先取り貯金とは、先に貯金に回すお金を抜いて残りを生活費に充てる方法です。
1度貯金出来る体質になれば、あとは自然と身についてきますよ。
いくら貯めればいいのか


[chat face=”woman.png” name=” name=”アラサー女性” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]生活防衛資金の大切さはわかったけど、具体的にいくら貯めればいいの?[/chat]
[chat face=”yotsuba.nml_.png” name=”よつば” align=”left”border=”glay” bg=”none” style=”maru”]生活費の半年~1年分と言われているよ![/chat]



生活防衛資金の大切さはわかったけど、具体的にいくら貯めればいいの?



生活費の半年~1年と言われているよ!
生活費です。
手取りではありません。
つまり同じ手取り20万円でも、住んでいる場所や一人暮らしかどうかで、生活防衛資金が異なります。
まずは、自身の1カ月の生活費を知る必要があります。
生活費を考えるのが面倒な場合は、月収×3~6カ月分から始めてみるのもありです。
一般的には、下記の数字を貯めようと言われています。
会社員→生活費の6カ月分
自営業→生活費の1年分
会社員は、一定期間雇用保険に加入していれば、万が一働けなくなっても「失業保険」がもらえます。
そのため生活費の6カ月で十分と言われています。
一方自営業の場合は、補償や手当が少ないので1年分必要と言われています。
私達夫婦の生活防衛資金
では、私達夫婦の生活防衛資金はいくら必要か計算してみました。



会社員の夫+専業主婦+未就学児1人
まずは1カ月の生活費です。
娯楽費や毎月の貯金額は含めていません。
私達夫婦の大まかな生活費
- 住宅費:8万円
- 食費:4万円
- 光熱費:2万円
- 通信費:1万円
- 各種保険:1.5万円
- 日用品代:1万円
- 交通費:1万円
- 医療費:0.5万円
- 娘関係:1万円
つまり私たちの場合は、1カ月に最低でも必要なお金は20万円です。
20万×6ヵ月分=120万円!
私達の場合は、120万円必要です。
しかし未就学児もいるので、少し多めに150万円を生活防衛資金として持っています。
これは投資に回さずに、ゆうちょ銀行に入れていつでも引き出せるようにしています。
生活防衛資金の注意点


ご自身の必要な生活防衛資金は、計算できましたか?
次に貯める上で注意点が3つありますので、それぞれ説明しますね。
タンス貯金はNG!普通預金で貯めよう
生活防衛資金は、困った時用の貯金です。
生活用に使う口座や、投資用の口座とは分けて預けておくのがベストです。
一般的にはすぐに引き出せるように、普通預金で貯金と言われています。
どの銀行も普通預金の金利は低くて悲しいですが、なるべく置いておくなら金利の良い銀行を探すのがベストです。
タンス貯金もすぐに使えますが、現金のまま家に置いておくのは大変危険!
火事になったり、泥棒に入られたら…せっかく貯めたお金が消えてしまいますよね。
借金がある場合、どちらを優先すべき?
奨学金など無利子の場合は、生活防衛資金を貯めながら返済がベストです。
しかし利子がある借金については、そちらを優先して返してから貯めることをおすすめします。
自転車操業を終えてから、スタートしましょう!
生活防衛資金が貯まったら、次にすること
生活防衛資金が貯まるころには、自分の生活も見直せるようになっています。
日々の固定費など見直してください。
特に保険!知らず知らずのうちに、多額な保険料を払っていませんか?



私も結婚を機に保険を見直しました!
保険はもしもの時の備えなので生活防衛資金があれば、払わなくても良い保険もあります。
お金が貯まったらでいいので、一度保険を見直してみましょう。
まとめ:『もしもに備えて生活防衛資金を貯めよう』


正直、未来のことなんて誰にも分かりません。
だからこそある程度の備えがあれば、心の余裕が生まれ生活の安定が維持されます。
- 生活防衛資金とは「自分の生活を守るため」のもの
- 1カ月の生活費で考える(会社員:半年分/自営業:1年分)
- 生活費や投資用の口座と分けておく
- 普通銀行口座(出来れば金利がいい銀行)に預けておく
- 生活防衛資金が貯まったら、日々の無駄なお金の使い方を改善する
もしあなたが、毎月自分のために、自由にお金を使っているのなら
この機会に未来の自分や、大切な人の生活を守るための貯金を始めてみませんか?
よつば