皆さんは貯金をしていますか?
特に貯金の目的がないから、貯金はしていないよ~というアラサーも多いはず。
アラサーの貯金なしはヤバい!
と大声で言いたいですが、貯金がないアラサーも多いんです。
でもそのままで大丈夫でしょうか…??
- あなたの会社が倒産するかもしれません。
- あなたは会社を首になるかもしれません。
- 今年のボーナスはない、または減るかもしれません。
- 今の生活をキープできなくなるかもしれません。
そうです。
今は世界的に経済が不安定です。
「自分だけは大丈夫」と自信を持って言えますか?
世間では、「老後資金を今から貯めよう」と言われています。
もちろん老後のお金を貯めるに越したことはありません。
でも3カ月後、半年後・・・と、同じ生活が出来るとは限りません。
老後のことはまだ想像ができない。
でも半年後も同じ生活水準を保っていたいというアラサーの皆さん
『生活防衛資金』を持つことから始めませんか?
- 生活防衛資金とは?
- なぜ生活防衛資金を貯める必要があるのか?
- 生活防衛資金の計算方法と貯めかた
- 生活防衛資金の注意点
実際に私達夫婦(正社員+パート主婦・子供なし)の例も載せていますので、参考にしてください。
生活防衛資金ってなに?
『生活防衛資金』とは投資家の人達が使う用語で、
全てのお金を投資に使うのではなく、生活を守るためのお金は残しておきましょう!
という意味で使われています。
まさに2020年は、この生活防衛資金を貯めていないため、不安な日々を送っている人も多いのでは。
収入が減った、収入源が無くなった場合でも、この生活防衛資金があれば、数カ月は今のままでも大丈夫なのです!
「お金がない、どうしよう…」というお金に対する不安やストレスも減ります。
生活防衛資金を貯めるメリット
生活防衛資金を貯めるメリットは、なんといっても『心と生活の安定』です。
つまり精神安定剤のようなものですね!
ついでにいうと、『お金を貯める癖がつく』という一石二鳥なことなのです!
心と生活の安定
「ケガをした」
「会社がしばらく休業した」
など、一時的にお金が入らなくなることもあります。
仮に無収入の状態が半年間あったとしても、生活防衛資金をしっかりと貯めていれば生活に困りません。
生活防衛資金がないと、明日生活できるかもわかりません。
そのためとりあえず手当たり次第、再就職先を探すことになるでしょう。
再就職先がいくらブラック企業だろうと、ぐっと耐えることになります。
だって生きていくためのお金を、稼ぐことが必要だから。
しかし生活防衛資金が手元にある場合は、心にも余裕が生まれます。
就職活動をする時も、焦ってする必要はなくじっくり考えることことができるのです。
仮にブラック企業に再就職しても、生活防衛資金があればすぐに辞めて無職になっても、しばらくはどうにかなります。
お金が貯まりやすくなる
今まで「お金を貯める」ということをしてこなかった人は、これを機に自分のお金の流れを知ることができます。
お金を貯める癖がつきます。
貯金方法はいろいろとあります。
私は先取り貯金をしています。
先に貯金に回すお金を抜いて、残りを生活費に充てる方法です。
1度貯金出来る体質になれば、あとは自然と身に付きます。
いくら貯めればいいのか
生活費です。
手取りではありません。
つまり同じ手取り20万円でも、住んでいる場所や一人暮らしかどうかで、生活防衛資金が異なります。
まずは、あなたの1カ月の生活費を知る必要があるのです。
生活費を考えるのが面倒な場合は、月収✖3~6カ月分から始めてみるのもありです。
一般的には、下記の数字を貯めようと言われています。
- 会社員→生活費6ヶ月分
- 自営業→生活費1年分
会社員は、一定期間雇用保険に加入していれば、万が一働けなくなっても「失業保険」がもらえます。
そのため生活費の6カ月で十分と言われています。
一方自営業の場合は、手当が少ないので1年分必要です。
私達夫婦の生活防衛資金
では、私達夫婦の生活防衛資金はいくら必要か計算してみました。
まずは1カ月の生活費です。娯楽費や毎月の貯金額は含めていません。
私達夫婦の大まかな生活費
- 住居費 :5万円
- 食費 :4万円
- 水道光熱費:1.6万円
- 通信費 :1.6万円
- 保険料 :1.3万
- 日用品代:1万円
- 医療費 :0.5万円
- 交通費 :1万円
- 美容費 :1万円
計:17万円
つまり私たちは、1カ月に最低でも必要なお金は17万円です。
17万×6ヵ月分=102万円!
私達の場合は、102万円必要です。
しかし端数を切り捨てて、100万円を生活防衛資金として持っています。
生活防衛資金の注意点
ご自身の必要な生活防衛資金は、計算できましたか?
次に貯める上で注意点が3つありますので、それぞれ説明しますね。
タンス貯金はNG!普通預金で貯めよう
生活防衛資金は、困った時用の貯金です。
生活用に使う口座や、投資用の口座とは分けて預けておくのがベストです。
すぐに引き出せるように、普通預金で貯金をしましょう!
どの銀行も普通預金の金利は低くて悲しいですが、なるべく置いておくなら金利の良い銀行を探すのがベストです。
タンス貯金もすぐに使えますが、現金のまま家に置いておくのは大変危険です。
火事になったり、泥棒に入られたら…せっかく貯めたお金が消えてしまいます。
借金がある場合、どちらを優先すべき?
奨学金など無利子の場合は、生活防衛資金を貯めながら返済がベストです。
しかし利子がある借金については、そちらを優先して返してから貯めることをおすすめします。
自転車操業を終えてから、スタートしましょう!
生活防衛資金が貯まったら、次にすること
生活防衛資金が貯まるころには、自分の生活も見直せるようになっています。
日々の固定費など見直してください。
特に保険!知らず知らずのうちに、多額な保険料を払っていませんか?
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保険も、もしもの時の備えです。
生活防衛資金があれば、払わなくても良い保険もあります。
お金が貯まったらでいいので、一度保険を見直してみるべきです。
まとめ:『もしもに備えて生活防衛資金を貯めよう』
正直、未来のことなんて誰にも分かりません。
だからこそある程度の備えがあれば、心の余裕が生まれ生活の安定が維持されます。
- 生活防衛資金とは「自分の生活を守るため」のもの
- 1カ月の生活費で考える(会社員:半年分/自営業:1年分)
- 生活費や投資用の口座と分けておく
- 普通銀行口座(出来れば金利がいい銀行)に預けておく
- 生活防衛資金が貯まったら、日々の無駄なお金の使い方を改善する
もしあなたが、毎月自分のために、自由にお金を使っているのなら
この機会に未来の自分や、大切な人の生活を守るための貯金を始めてみませんか?
よつば