結婚が決まった、もしくは結婚しようと思っている方。
お相手の懐事情は知っていますか?
日本ではお金の話はタブーなイメージがあるのか、お相手の貯蓄額を聞くのは失礼な行動だなと思ってしまうかもしれません。
でも結婚後に
「こんなはずじゃなかった!」
と、お金のことで後悔したくないですよね?
実は離婚原因のベスト5に、浪費癖がヤバイ、生活費をくれないなど
「お金が原因」で離婚をする夫婦も多いのです。
育った環境でお金の価値観は違うものです。
一緒に生活するためには大切な
『お金の話』
- パートナーの懐事情の探り方を知りたい
- お金の話の切り出し方を知りたい
- 結婚する前に、お金のことで確認しておくことは?
この記事では、私が夫と結婚する前に、
- どうやってお金の話を切り出したのか
- 結婚前に確認した、3つのお金に関する質問
が書かれています。
お金の話の始め方
お金の話聞き出すのは勇気がいる行動です。
いきなり真剣な面持ちで
「今の貯金額はいくらあるの?年収は?」
とストレートに聞かれるのはお相手も嫌な気持ちになるかもしれません。
まずは簡単な質問
まずは、お金に対する価値観のすり合わせからスタートしましょう。
2人の親密度にもよりますが、今まで全くお金の話をしてこなかった場合、実は自分と全く異なった価値観をもっている場合があります。
簡単な質問を普段の会話に取り込んでみて探ってみてはどうでしょう。
- 趣味にかけるお金は月にどのくらい?
- 1カ月に洋服はどのくらい購入しているの?
- 美容室にはどのくらいの頻度でいくの?
- 普段は自炊?外食どちらが多い?食費はいくらかわかる?
- 1回のランチ代はいくらくらい?
1回のランチ代が1000円の場合、20日間出勤したら1カ月2万です。
この金額が高いと感じるか安いと感じるかは個々人によって違います。
このような質問をいくつかすることで、お相手のお金の使い方がだんだんと見え始めてきます。
この人と私、お金に関する価値観と相違があるな・・・と気づく点があるかもしれません。
しかしお金の価値観は違っても心配ありません。
お互いのお小遣いの範囲内なら何に使っても干渉しないなど、お金に関するルールを決めて家計管理をしている夫婦もいますので、ここで悲観的になる必要はないですよ。
どんな結婚生活を送りたいか
お金の話が出来る関係性が築けたら、本題に入りましょう。
私達はお互いにどんな結婚生活を送りたいか話しました。
「子供は2人欲しいね~」
「ハネムーンはヨーロッパ行きたいね~」
「将来は持ち家が欲しいね~」
「老後はのんびりしたいね~」
などお互いに話題に出し、
最終的に
「お金がかかるね~」
につなげていきました。
そしてお金に関して、本当に聞きたかったことを質問しました。
結婚前に聞きたい3つのお金のこと
賛否両論あるかもしれませんが、この先一緒に生計を立てていく人です。
後々借金が発覚・・・なんてことがないように聞いてみました。
借金について
まずは貯金額よりも借金が無いかを確認しました。
車のローンや奨学金も借金の部類に含めて、これから定期的に払っていくべきお金がどのくらいあるのかを聞きました。
月々いくら支払っていて、何歳まで払い続けるのか確認しましょう。
世帯が一緒になったとしても、お相手の借金を自分が返済していく義務はありませんが、家計を圧迫する可能性もあります。
私の場合、友人や親の借金の連帯保証人になっていないかも確認しましたね。
借金とは違いますが、親に仕送りをしているのかも聞きました。
彼の話が本当なら、私達はローンも借金も仕送りもなく、マイナススタートは免れました。
今の収入について
現段階で、今後2人の働き方についてどう考えているか確認をしました。
家庭に入り専業主婦になって欲しいのか、それとも働きに出て欲しいのか彼の意見を聞き、自分の意見も伝えました。
そして彼自身、今後転職をする気があるのか、どうしていきたいかも確認しました。
また毎月一定額の収入が入ってくるのか、それとも収入に大幅な波があるのか、ボーナスはあるのかも確認しました。
もっと突っ込んだ事を聞くと、家賃補助などの福利厚生がどのくらいあるのかも確認しましたね。
夫は私と同じ系列の会社で働いていましたが、住む場所や部署、雇用体系が違うと、もちろん待遇も違います。
なんとな~くは知っていましたが、念のため確認してみました。
貯金額について
私は彼よりも貯金が多い自信があったため、今の貯金額を彼に言いたくありませんでした。
そのため、年間の貯金額はいくら?という質問してみました。
年間貯金額×働いた年数
で計算すると、ある程度の貯金が分かります。
彼の場合、「年間の貯金額なんてわからない!」と言い通帳を見せてくれたので、私は彼の貯金額を知る事が出来ました。
予想通り私の半分以下でしたが、貯金が出来る体質ということがわかりました。
まとめ『結婚前にお金の話をすることで、結婚後も安心』

結婚前にお金について話し合う機会を設ければ、結婚後はそのお金の中でどうやって生活していくかを考えるのみです。
- 借金について
- 今の収入について
- 貯金額について
聞き出しにくい場合は、お金の使い方がわかるような質問から始めてみて下さい。
結婚後の財布はどちらが握るのか、1カ月のやりくりはいくらか?などは実際にふたりで生活をしてみてからでも遅くはありません。
結婚はゴールではありません。
結婚後に待っているのは現実的な「生活」です。
なかなか聞きづらいことですが、勇気を出して切り出してみてくださいね。
よつば